Resonance Meditation 共鳴瞑想/ゴング・グラダグ

Resonance-Meditation1

Resonance Meditation


01. 創作儀礼曲「革命の鐘」 Lelambatan Tabuh Teru “Gesuri”
composer: I Wayan Beratha
02. 儀礼曲「スマラ神の火刑」 Lelambatan Tabuh Pat “Semarandana”
03. 舞曲「蜜蜂の求愛」Oleg Tamulilingan
composer: I Nyoman Mario
04. 創作器楽曲「花の旋律」Sekar Gendot
composer: I Wayan  Lotring
05. 古典儀礼曲「慈愛」 Lelambatan Tabuh Pat “Eman-eman”


レーベル:Victor Entertainment レコーディング:2000年4月 アドバイザー・解説:皆川厚一 監修:細野晴臣

この魔境と言ってもいい響きをぼくは一日中聴いていたのだから、それはそれは濃い旅であった。(細野晴臣ライナーより)

このガムラングループは、kutaのPedungan村のGeladag発祥のJaya Kusuma(ジャヤクスマ)という名前のグループである。バリではガムランコンクールでも勝ち続けたこともあり、バリでは有名です。皆ひたしみを込めてこのガムラングループを「ゴング・グラダグ」と呼んでいます。

1曲目のLelambatan Tabuh Teru “Gesuri”では、覚えやすいメロディーが印象的なルランバタン形式の曲構造です。

タイトルにもなっている”グスリ”とは、「インドネシア革命の鐘の音」という意味だそうです。作曲者I Wayan Beratha氏のその当時の思いが反映されている曲です。一曲目から一気に誘い込むガムランの密度がたまりません。

2曲目もルランバタン形式の曲”スマランダナ”

3曲目は、バリに観光に行った方で見られてる方も多いと思われるオレッグタムリリンガン。こちらもバリの作曲家の巨匠I Nyoman Mario氏によって書かれた名曲です。非常に耳障りの良い曲だと思います。

4曲目のスカルゲンドッは、グンデル名手であり、偉大なる作曲家I Wayan  Lotring氏による曲です。元々グンデル用に書かれていた曲をクビャールで演奏できるようにした曲です。バリではこのような編曲構造に改良された曲を、グンデラン”Genderan”というそうです。スカルゲンドッは、ほかの感じの曲もあるのですが、Jaya Kusumaの演奏するこの曲は、しっとりと雨降る日の女性のような美しさがあります。

5曲目、Lelambatan Tabuh Pat “Eman-eman”は、このアルバムタイトル「Resonance Meditation」に一番合っているように思いました。どこまでも繰り返されるルランバタン形式の曲、プレゴンガン、ゴング・グデ調の王宮深夜サウンドは一瞬にしてこのCDがかかる部屋をバリの熱帯夜に変えてしまうでしょう。古代バリアンビエント、名曲です。

音源のクオリティーは非常にハイファイな印象です。曇り一つありません。きれいに撮れすぎているといってよい印象です。音の粒がきれいに見えすばらしい解像度で音がおさめられています。


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