壮麗の饗宴 ダルマ・サンティのゴン・クビャール

Darma santi_

GAMELAN GONG KEBYAR “Darma santi” Ensemble of the Academy of Art and Dance, Denpasar


01.Jaya Semara (ジャヤ・スマラ)
02.Legong Lasem (レゴン・ラッスム)
03.Gesuri (グスリ)
04.Gambuh ”Kesandura Lasem” (ガンブ「クサンドラ・ラッスム物語」)


レーベル:Victor Entertainment

1. Jaya Semara (ジャヤ・スマラ)

州都デンパサールのゴンクビャール。正にゴンクビャールです。

音質も混じりっけなしのハイファイサウンド。イントロのメロディーが忘れられません。

2. Legong Lasem (レゴン・ラッスム)

皆さんもバリに行って観光地などでもよく見る事の出来る舞踊レゴン・ラッスム。

古典宮廷音楽プレゴンガン楽器で演奏される、バリの舞踊劇レゴンの中の代名詞。

観光地以外で見られるものの中には一時間を超えるものもあります。

初めて聞いたときは、音の複雑さ、踊りとのコンビネーション、雰囲気や間、登場人物などすべての様式において非常に完成度の高い作品で本当驚きました。

若干の違いは見られますが、だいたい曲構成の差し引きはありますが、同じです。

~物語~

ラッサム王は誘拐したランケサリ姫に求愛するが拒まれる。

怒ったラッサム王はランケサリ姫を服従させるため戦いに向かうが、途中不吉な兆しを示す聖鳥ガルーダに行く手を阻まれる。

戦いの中でこの鳥が血を吐く。これは死の予兆であり、このことでラッサム王は自らの戦いにおける死を悟る。

これを振り払い、ラッサム王は自らの運命を予感しながらも進軍を続けるのだった。

婚約者を思い泣き崩れるランケサリ姫、求愛を拒まれ怒り、ランケサリ姫の婚約者と戦う為に進軍するラッサム王。

死を予感させる聖鳥ガルーダ。

3人3様の舞が繰り広げられる。

レゴンについては「バリ舞踊辞典」に、詳しく書かれています。

http://www.balitaksu.com/part_legong.php

3. Gesuri (グスリ)

この曲のダイナミックな展開に泣けます。

Genta Suara Revolusi Indonesia 曲名の意味は「インドネシア革命の鐘の音」

ドラマチックな展開。凄い熱い気持ちがどっと押し寄せてくるようです。

うねりが沢山盛りまれていて、息継ぎする暇もない構成力の作品。すばらしい。

4. Gambuh ”Kesandura Lasem” (ガンブ「クサンドラ・ラッスム物語」)

ガンブーというガムランの一種です。既に15世紀には存在していたバリ島きっての古典舞踊劇。

古典音楽です。主旋律を保っているのは、ルバブというバリのバイオリン系楽器と、ガンブースリンといわれる直径1mはあろうとおもられる竹の笛です。

それにゴングと、クンダン(太鼓)と、グントラッ、クレナン等の打楽器群で構成されている形式です。

ゴンクビャールとは、全く異なった曲構成をしています。

ガンブーの習得は、バリ語、古典カウィ語、使用言語が多く難しいとされています。そんなバリでもなかなか聞く機会のないガンブーが収められています。

Date of recording: 5, 6 October 1982
Place of recording: The National Theatre, Tokyo


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